ホーム

南国の唄は愛情表現

「ナポリの饗宴」の一家も、時に夫婦喧嘩をして、唄しか能がないとワガママな夫が拗ねても、結局はしっかりしている妻が迎えに来て仲直りをすることで終わるそうです。別に妻が尻に敷いているというわけではありません。 女性が前に出てうまくいくのは、きっと男性の度量が大きく平和な社会なのだろうと考えられます。 女が細々したことをしっかり仕切り、男は多くを語らずとも唄に気持ちを託し自由に生きるのです。南国の唄は愛情表現、それは余裕のある人間性のあらわれであると言われています。

美しい海と明るい太陽と幸福な歌のある国で、愛する人との楽しく暮す日々です…。それなら唄だって口をつくというものです。 モノが豊富だったり、街が栄えていたり、文化的だってことよりも、そこではただシンプルなだけの環境がとても豊かに思えてなりません。 多くを求めてもきりはなく、決して満たされることはありません。 愛する人と一緒に居れるだけでよいのです。それだけで幸せで満たされていく日々となります。人生にこれ以上の幸せなんてきっとありません。そんなこと「当たり前さ一」と民宿のおかみさんは笑うだろうけど・・・。